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令和7年 秋の火災予防運動
空気が乾燥し火災が発生しやすい時季を迎えるにあたり、火災への警戒を呼びかけるため、毎年、11月9日から11月15日までの一週間、火災予防運動を実施しています。
火災予防イベント「目黒消防署庁舎開放」

日時
令和7年11月15日(土曜日) 午前10時から午後2時30分まで
場所
目黒消防署(下目黒六丁目1番22号)
内容
消防車両見学・初期消火体験・子ども消防士体験(注記)・はしご車搭乗体験(注記)(災害出場時は不可)・消防隊演技披露など
(注記)年齢、人数、時間に制限があります。詳細は目黒消防署ホームページをご確認ください。
(駐輪・駐車について)
お車でのご来場はご遠慮ください。自転車については、消防署隣のニトリ目黒通り店様のご厚意により、当イベント用の駐輪スペースをお借りしていますので、案内に従って駐輪してください。
目黒消防署行事案内
「リチウムイオン電池」を搭載した製品からの火災が増えています。
東京消防庁管内で年々増えており、目黒区内でも令和7年9月末現在、5件発生しています。取り扱いや保管、廃棄方法に注意して使用してください。
(リチウムイオン電池を使用している製品例)
スマートフォン・モバイルバッテリー・ワイヤレスイヤホン・電子タバコ・電動自転車のバッテリー・コードレス掃除機・ハンディファンなどの充電式の電化製品

(廃棄方法(目黒区内))
リチウムイオン電池は、衝撃により発火することがありますので、燃やさないごみなどで捨ててしまうと、ゴミ収集車内や処理施設内で火災となる恐れがあります。必ず次の方法で処分してください。

回収ボックスの場所など、「リチウムイオン電池などの小型充電式電池等の回収を行っています」をご確認ください。
住宅防火10の心得

阪神・淡路大震災から30年 から震災への備えから
今から30年前の1995年1月17日午前5時46分、兵庫県や大阪府などの地域で、マグニチュード7.3の大地震が発生し、死者6,432名(関連死含む)、行方不明者3名、負傷者4万3,792名という戦後最大規模の被害をもたらしました。
首都直下地震の発生が危惧される中、今一度、阪神淡路大震災から学び得たものを忘れず、来る大災害に備えましょう。

阪神淡路大震災で課題とされたこと
課題1:建物の老朽化と耐震性、家具の転倒・落下・移動防止の重要性
課題2:停電の復旧後に頻発した通電火災への対策
命を守る対策
<対策1>
・家具を、突っ張り棒や金具で、天井や壁に固定する。
・家具の置き場所や向きを工夫し、避難経路や就寝場所などに家具が倒れないようにする。
・棚の上段には軽い物を、下段には重い物を収納する。
・テレビや電子レンジなどの家電も、地震の揺れで移動しないように固定する。

<対策2>
・感震ブレーカー(注記)を設置する。
注記 感震ブレーカーとは、地震の揺れを感知して予め設定した震度以上の場合に、分電盤のブレーカーを遮断して電源をストップする装置です。
・震災で停電した際、ブレーカーをそのまま上がったままにしておくと、電気が復旧した際に、通電し、火災になる可能性があります。感震ブレーカーが設置できない場合は、停電後ブレーカーを下げましょう。
震災時は、消防車や救急車がすぐに行けない状況が予想されます。各ご家庭で、火災や、ケガのリスク等を出来るだけ減らせるよう対策や心がけをお願いします。
また、被災後に住宅の安全が確認できれば、家に留まって生活する「在宅避難」も選択肢の一つとなります。
火災への備え
消火器は、普段の火災の備えとしてだけでなく、震災時の火災の備えにもなります。
住宅用消火器について
住宅用消火器は、一般的に小型で軽く、女性やお年寄りでも取り扱いやすいのが特徴で、維持管理も比較的簡単です。
また、塗色の規定もなく、赤以外に様々な色があります。消火薬剤は、強化液と粉末のもの2種類があります。
エアゾール式簡易消火具について
エアゾール式簡易消火具は、家庭内で発生する天ぷら鍋の油の過熱による発火など、比較的初期段階の火災に有効な消火具です。スプレー式で簡単に使用できます。
リモート防災訓練
お問い合わせ
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