めぐろで活躍する人を紹介 ひとめぐり vol.56 文化体験を通して、 子どもたちの豊かな感性を育む NPO法人目黒子ども劇場理事長 あおき なつこ 青木奈都子さん 目黒子ども劇場の詳細はこちら 元幼稚園教諭・保育士。舞台芸術鑑賞と自然体験を二本柱に活動する「目黒子ども劇場」で理事長を務める。子育て支援事業にも取り組み、生まれ育った目黒で、大人と子どもが互いに育ち合える環境づくりに取り組んでいる。 「共に育った」経験を生かして  「目黒子ども劇場は、舞台鑑賞やキャンプ、遊び体験などを通して子どもたちの心豊かな成長を促し、親子が共に育ち合う地域づくりを目指して活動しています」。そう語る青木さんが理事長を務める目黒子ども劇場は、昨年、設立50周年を迎えた地域団体です。「小学生だった私は設立翌年に入会しました。高校卒業後は『リーダー』と呼ばれるサポート役として関わり、やがて親として参加。気付けば理事長です」。当初は自身が子ども時代にもらった楽しさを、ただお返しする思いで活動していた青木さん。仕事で保育現場に携わるようになってから、文化体験の必要性を実感したそう。その思いが、今も団体運営を担い続ける原動力となっています。 心の豊かさを育む、舞台鑑賞と遊び体験  年4〜5回開催される鑑賞体験で取り上げるジャンルは音楽やお芝居など多岐にわたります。「生演奏の迫力に驚いたり、物語に入り込んで涙したりする経験は、ライブ空間ならではの魅力です。感情を揺さぶられる体験を通して子どもたちの心は柔らかくなっていきます。そうして生まれた感動は誰かに伝えたくなるもの。鑑賞後は、友だちや家族と思いを共有する大切な時間になります」  一方で、キャンプや外遊び、お祭りなどのグループ活動も行っています。一人一人の自主性を伸ばすため、子どもたちが意見を出し合うことを大切にして内容を決めるのだとか。「親も参加しますが、基本的には小学生以上の子どもたちと18歳以上のリーダーが主体となって進めます。活動を重ねる中で、子どもたちに自然と信頼関係が育まれているようです。だからこそ、異なる意見が出ても譲り合える。異年齢の子どもたちの間で社会性や協調性が高まるのを感じます」 子どもの日常に、もっと文化に触れる機会を  「私たちは舞台芸術の鑑賞と遊びや自然体験、どちらも『文化』だと捉えています。こうした経験は子どもの成長に欠かせないものです」と語る青木さん。取り組みの中で大事にしているのは、親も子もみんなで関わり合う活動スタイルだそう。「何か一つを決めるのに時間はかかりますが、その分強い信頼関係ができ、みんなが安心できる環境で育ち合うことができます」。青木さんは現在、誰もが日常的に文化との接点を持てるよう、地域力の底上げにも奮闘中。「他団体や行政と連携して、子どもの身近に文化体験を広げたいです。地域は子どもが育つ拠点。文化体験や交流を通して地域を豊かにすることが、子どもたちの健やかな成長につながると信じています」 講座・催し 商店街春のイベント情報 日時や会場、内容などは変更になる場合があります。 チャリティーフリーマーケット 日時 5月10日(日)13:00〜17:30。雨天の場合は5月17日(日)に順延 会場 目黒銀座商店街 問い合わせ 目黒銀座商店街協同組合(TEL 3712-2944) くすの木まつり2026 日時 5月24日(日)13:00〜16:00。小雨実施 会場 中目黒GTタワー前広場 内容 アクロバットユニットによるバフォーマンス、ビンゴゲーム大会(ビンゴカードは商店街発行の300円以上のレシートと交換。1回目13:00から、2回目14:50から) 問い合わせ 中目黒GTプラザ商店会(〈株〉中目黒ジーティーTEL 5704-0046) 駒場市場 日時 5月31日(日)12:00〜15:00。雨天の場合は6月7日(日)に順延 会場 駒場東大前商店街 内容 フリーマーケット、マルシェ 問い合わせ 駒場東大前商店会(〈有〉樫野兄弟商会TEL 090-6105-3051) 問い合わせ 産業経済・消費生活課商店街振興係(TEL 5722-9881、FAX 5722-9169) 講座・催し めぐろ「認知症を語ろう」ミーティング NPO法人・区内介護事業者・区による認知症のかたに優しいまちづくりを目指した協働イベントです。 希望者は当日会場へお越しください。 日時 5月31日(日)13:30〜16:15 会場 大会議室(総合庁舎本館2階)など ●フォーラム「頑張らなくていいんだよ! 認知症ケア」 日時 13:30〜14:40 内容 認知症のかたのケアをテーマに、家族介護者、介護・福祉・医療の専門職が話し合う 講師 ナースステーション東京目黒支店所長 廣川直美氏など ●語り合い 日時 14:40〜16:15 内容 介護・福祉・医療の専門職を交えての交流会 ●介護・福祉の相談 日時 14:40〜16:15 内容 地域包括支援センター・介護事業者による相談コーナー ●Dカフェ(認知症のかたや家族、地域住民など、誰でも参加できる交流の場) 日時 13:30〜16:00 内容 認知症カフェの体験、当日参加高齢者の見守り ●認知症個別相談 日時 13:30〜16:00 内容 認知症専門医と保健福祉専門職による個別相談 定員 9組程度(先着) 申し込み 4月16日〜5月24日に、電話/FAX/Eメール(認知症個別相談と明記の上、郵便番号・住所、氏名〈ふりがな〉、電話・FAX番号) 問い合わせ 申込先 NPO法人Dカフェまちづくりネットワーク(TEL 090-4981-8528、FAX 3719-5527、メール katarou@kazekusa.jp)