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更新日:2024年8月19日

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今大会もさまざまなドラマがありました! パリ2024オリンピック大会

7月26日から8月11日まで開催されたパリ2024オリンピック大会。史上初の水上開会式やオリンピック代表選手と同じコースを体験できる市民マラソンが9月に開催されるなど、新たな試みがいくつもありました。
スポーツ観戦好きな私は、めぐろ区報7月15日号でご紹介した出場アスリートの試合はもちろん、そのほかの試合も可能な限り観戦し応援しました。今大会もさまざまな名シーンが生まれ、いまだその余韻に浸っています。

勝負に絶対はない

大会前半、日本中の関心を集めていたといっても過言ではない柔道の阿部一二三選手・詩選手。兄妹そろっての五輪2連覇を期待されていました。妹の詩選手は、2019年11月の「グランドスラム大阪2019」以降負けなしの絶対女王であり、兄の一二三選手も、同年8月の世界選手権以降負けなしの絶対王者でした。
私も両選手が同日に金メダルを取ることを期待して、テレビの前で応援していましたが、今大会最大の番狂わせの一つでもあった詩選手の2回戦敗退。これまで計り知れないほどの重圧を抱えて2連覇を目指していた詩選手の泣き崩れる姿を見て、勝ち続けることの難しさを感じました。と同時に、これまでも、FIFAワールドカップカタール2022でのドイツ、スペイン相手の大金星、2023WBC準決勝のメキシコ戦大逆転勝利と、スポーツは最後まで何が起きるか分からないことも魅力の一つであると改めて感じました。

気持ちを切り替えることの難しさ。それでも勝つ絶対王者

自分の出番の前に妹の詩選手が敗れてしまった一二三選手。この時の一二三選手はいろいろな感情が交錯していたのかなと思います。私も兄弟で同じスポーツをしていて、双子の弟とは良きライバルとして切磋琢磨してきました。自分が勝っても、弟が負けたら、心の底から喜べない。気持ちを切り替えることの難しさは、私も経験したことがあったため、この状況下でも勝ち切る一二三選手は、真の絶対王者だったと思います。

出場された選手の皆さん、本当にお疲れ様でした

4年に一度の祭典、オリンピック。今大会でも、さまざまなドラマがあり、テレビの前で思わず声を出して応援するほど、たくさんの興奮や感動を与えていただきました。東京開催だった前回大会は無観客開催でしたが、やはりスポーツは観客あっての開催がいいなと思いました。
出場された選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。そして、本当にありがとうございました。4年後のロサンゼルス2028オリンピック大会も全力で応援します!

 

「おまけ」編集者(筆者)が選ぶ今大会ベストシーンTOP5!

1位

(男子柔道 阿部一二三選手)
妹の思いを背負い勝ち取った連覇!

2位

(スケボー男子 堀米雄斗選手)
奇跡の大逆転劇で五輪連覇!崖っぷちからの超完璧トリック

3位

(男子バスケ)
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4位

(柔道混合団体)
同点で延長戦!ルーレット方式で決着はいかに…

5位

(体操男子団体)
「絶対に諦めるな」みんなの思いが一つになった奇跡の“大逆転”金メダル

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広報課:甘太郎

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