MEGURO+(めぐろプラス) > 20年後の後輩につなぐ、八雲小卒業生たちの絵のバトン

更新日:2026年3月23日

ページID:19854

ここから本文です。

20年後の後輩につなぐ、八雲小卒業生たちの絵のバトン

桜の写真

桜が開花し、卒業シーズンとなりましたね。この時期になると、一年間の出来事がふと心に浮かび上がってくるというかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、卒業を迎える区立八雲小学校6年生の皆さんの思い出の一つ、19年前の先輩から受け継いだ八雲氷川神社のシャッターの絵を色鮮やかによみがえらせた際の様子をご紹介します。

 

19年前の想いが、再び息を吹き返す

八雲小学校の隣には心安らぐ雰囲気に包まれた八雲氷川神社があり、その神社のシャッターには、四季を表現した絵が描かれています。
今から19年前は、このシャッターには多くの落書きがありました。その美化のために当時の6年生が立ち上がり、落書きだらけだったシャッターを、小学生らしい素直で伸びやかな色使いの絵でいっぱいに生まれ変わらせました。

昔のシャッターの様子

 

 

昔の絵の現在の様子

しかし、年月が経ち、多くの児童が八雲小学校を卒業していくとともに、鮮やかだった絵も徐々に薄れていきます。

そこで、描かれて来年(2027年)で20年を迎えるという区切りの年に向けて、東側シャッターを今年に、そして北側シャッターを来年に塗り替えることとなり、まずは今年の東側シャッターのプロジェクトが6年生の皆さんによって動き出しました。

 

心を合わせて描いた 新しい未来へのメッセージ

実行委員を中心に、自分たちでデザインを考えるところから始まったこのプロジェクトは、話し合いを重ね、10月には、シャッターにペイントする総仕上げの段階に入りました。
手分けをし、声を掛け合いながら描き進め、さらにはその場で思いついたアイデアを出し合って描き加えていきます。
その様子を少し離れたところから見ていると、描かれていく絵と同じように、色鮮やかで華やいだこの子どもたちの時間は、月日が経っても残るものなのだろうと感じられました。

シャッターに絵を描いている全体の様子

ペンキを混ぜている様子
相談しながら絵を描いている様子
列になって絵を描いている様子

図工の植木先生は「みんなで一緒に形に残る物を作れることは、将来に向けてすごく良い経験になると思います。社会は一人でやっていけるわけではなく、誰かしらと力を合わせる必要があるので。だからこそ今回のプロジェクトで、“みんなでやったらできた”という気持ちを子どもたちには感じてほしい。」とお話されていました。
子どもたちも「みんなで協力して団結力が上がりました!」など楽しそうに、かつしっかりとした受け答えで話してくださり、自分たちで決め、協力して進めてきたことへの自信がうかがえました。

 

もうすぐ卒業──そして次の世代へ受け継がれるバトン

先輩から想いを受け継ぎ、自分たちの新しい絵を残した今年の6年生たちも、まもなく卒業式を迎えます。
来年度、今度は次の6年生によって北側シャッターに新たな絵が描かれます。
取材を通して、このシャッターの絵は、想いをリレーする大きなバトンのようだと私は思いました。
今年の6年生から、来年の6年生、これから八雲小学校に通う子どもたちへ。そして20年後、このシャッターにはいったいどのような絵が描かれているのでしょうか。早くも今から思いを馳せてしまうのでした。

完成した絵の様子

 

 

ライター 131105。

MEGURO+では、「皆さんの目黒区への想いを自分なりに伝えられたらな」と思って書いています。記事を読んでくださった方の目黒区愛が少しでも深まれば嬉しいです。

 

131105。の記事を読む

 

お問い合わせ

広報広聴課

ファクス:03-5722-8674

こちらの記事も読まれています