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めぐろ区報11月15日 編集後記
大特集「障害のあるかたへの理解を深める 楽しく働くことに違いはない」
11月15日号の特集では、障害者週間に合わせてということで、令和4年度に心身障害者自立生活者表彰を受賞した富田伶さんに取材をさせていただきました。就業先のAKKODiSビジネスサポート株式会社、NPO法人目黒障害者就労支援センターも快く取材を承諾してくださり、本当にありがとうございました。
目をキラキラさせて楽しく働いていることをお話ししてくれました
インタビューは、AKKODiSビジネスサポート株式会社のオフィスで行いました。同社のオフィスは、富田さんが「見学に行ったときに理想の会社だと感じた」とおっしゃっていましたが、とてもおしゃれで、まさにそのとおりだなと思いました。
富田さんにお会いした第一印象は、「笑顔がとてもまぶしい!」でした。そして、インタビューには、まっすぐな眼差しではきはきと答えてくださり、準備してきてくださったメモには文字がびっしり。この取材に真摯に対応してくださっているのが伝わってきて、担当者としてとても嬉しく思うとともに、私のインタビューもどんどん熱を帯びていきました。
「学生のときより今のほうが楽しい」というコメントには、私はこんなに毎日楽しみながら仕事しているかな?と、思わず考えさせられてしまいました。まっすぐな富田さんの言葉はとても心に刺さるものでした。
また、富田さんがインタビューの回答に困っていると「この質問の答えはメモにあったんじゃない?」など、ジョブコーチの皆さんがさり気なく声を掛けている様子に、お二人の間で普段から良好なコミュニケーションがあるんだな、ということもうかがえました。
富田さんたちが業務として行っている封入作業やパソコンの入力作業には、障害のあるかたが取り組みやすい工夫がなされており、こういった工夫の積み重ねで、誰もが働きやすい職場になっていることが見て取れました。
楽しく働くことに“違い”はない!
今後、障害者の法定雇用率が上がり、雇用が進んでいくと、職場で障害のあるかたと一緒に働く機会も増えていくと思います。その時、お互いに働きやすい環境を築いていくためにも、日頃から障害者雇用に高い関心を持ち、理解を深めておくことが大切ではないでしょうか。
今回の特集記事が、少しでもそのお役に立てたら大変嬉しく思います。
そして、障害者も健常者も「楽しく働くことに“違い”はない!」と心から感じさせてくださった富田さん、本当にありがとうございました。
(フー・ジモ)
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