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めぐろ区報令和5年12月1日号 編集後記
大特集 誰もが自分らしく生きられるインクルーシブな社会をめざそう
「みんな違って、みんないい」が当たり前に
12月1日号の特集は、「人権週間記念対談」です。障害がある当事者として自らの困りごとの研究を行っている東京大学准教授の熊谷晋一朗氏と、LGBTQに関する研究と相談支援をされている渡邊歩氏に、「誰もが自分らしく生きられるインクルーシブな社会をめざそう」をテーマに話していただきました。
近年教育現場などでも使われている「インクルーシブ」という言葉は、「全てを包み込む」という意味です。つまり「それぞれの違いを認め合って、みんなで一緒に」ということ。対談では、障害の有無や性別、国籍など社会的マイノリティとされているかたの生きづらさについて話をされています。
そもそも人は一人一人個性も考え方も違うのは当たり前で、誰一人同じではいないはずなのに、マジョリティとマイノリティに分けてしまっている社会があること。そして、自分でもよく使っている「普通」って何だろうなど、いろいろと考えさせられる対談でした。「多様性」や「共生」の大切さが求められている今、自分と違っていることを「いいじゃん!」と認め合うことができれば、もっと生きやすい世の中になると思うし、そのためには、まずは自分が実践しなければ、と思いました。
今回の対談の動画を、区公式YouTubeチャンネル「めぐろTV」の配信でご覧いただけます。できれば、誰かと一緒にご覧になっていただけると嬉しいです。そして自分が感じたことを話し、自分とは違う意見を聞く。インクルーシブな社会って、そうした身近なアクションの積み重ねで出来上がっていくんだと思います。
(ヤナミ)
オープンデータを使ってみよう!(目黒デジタルアーカイブ100・目黒データラボ)
区で公開するオープンデータをご紹介。
目黒区の昔の写真を見たいな、目黒区に関わるいろいろなデータを見たいな、そんなかたにはとっておきのコンテンツです。
目黒デジタルアーカイブ100
このコンテンツは、区制施行100周年に向けて公開されたコンテンツです。
11月24日から新たに「目黒の風景」と「デジタル区政情報」の2ジャンルを新たに追加!私もさっそく2ジャンルをのぞいてみました。
目黒の風景
たくさんの目黒の昔の風景が公開されています。私は、人でにぎわう駅前の様子や、昔は目黒にあった練兵場などの写真が目に留まりました。今の東山中学校付近に練兵場があったことは驚きですね!区の昔の写真が簡単に、たくさん見ることができるので、とてもおすすめのコンテンツです。申請すると、皆さんも写真を使用することができるので、ぜひサイトにアクセスして、目黒の昔の風景をお楽しみください。
デジタル区政情報
デジタル区政情報は、場所を選ばず”いつでもどこでも”資料を閲覧できることが魅力の一つです。閲覧するための登録なども不要!何か資料を探したいときは、まずはデジタル区政情報をのぞいてみることがおすすめです。
現在は公開中の「くまごろうとまなぼう!こうつうあんぜん」はお子さんと一緒に交通安全について学ぶことができます。「区政情報と聞くと難しい資料しか公開してないのでは…?」と思うかたもいらっしゃるかもしれませんが、心配しないでください!お子さんから大人のかたまで楽しめる資料を今後、どんどん追加していく予定です。
目黒データラボ
11月24日から新たに公開。今までオープンカタログサイトでは区が保有するデータを公開してきましたが、目黒データラボでは”視覚的に分かりやすい形”で区のデータをみることができます。
さっそく私も使ってみましたが、駐輪場を探すのって意外と難しいなと思っていた私の悩みもすぐに解決しました!目黒データラボでは、目黒区内の駐輪場がマップ上に示されているので、とても簡単に駐輪場を調べられ、さらに一時利用ができるかどうかも確認できます。他にも保育園の空き状況も確認できるので、幅広いニーズにお応えしています。
これからもコンテンツをどんどん追加し、もっと皆さんが楽しめるようにしていきます。ぜひ一度、サイトに訪れてみてくださいね。
(広報課A)
お問い合わせ
広報広聴課 区報担当
電話:03-5722-9486
ファクス:03-5722-8674
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