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更新日:2024年11月7日

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めぐろ区報令和6年11月1日号編集後記「目黒区子ども条例 子どもとつくる地域の輪」

11月は、国が掲げる「秋のこどもまんなか月間」ということで、今号では平成17年に制定した目黒区子ども条例の特集を企画しました。

目黒区子ども条例は、子どもの権利を尊重することが、未来を担う子どもの生きる力を育み、子どもと大人が共につくる豊かな地域社会の形成につながるという考えの下、制定されました。

企画を考えるに当たり、「条例」という2文字だけを見ると、なかなか硬い内容で読んでいただけないのではと思い、紙面は「明るく・楽しく」を目指し、いかに分かりやすくお伝えするかを意識して作成しました。
表紙は、目黒区子ども条例にふさわしいイメージとして、子どもたちが笑顔で輪になっている写真を採用しました。実はこの表紙、とても過酷な中での撮影でした。キッズレポーター(詳細は後述)の子どもたちの協力があって撮ることができた一枚です。

区報表紙

 

その時の様子がこちらです。

表紙撮影の裏側


カメラマンが地面に仰向けに寝て、椅子の上に立った子供たちが前傾姿勢を保って撮った渾身の1枚です。また、撮影日は7月下旬と日差しの強くとても暑い日でしたので、汗をかきながらの撮影。過酷な状況だったにも関わらず、一切そのような様子を見せない子どもたちに脱帽でした。

キッズレポーターは、目黒区子ども条例の「子どもが参加できるまち」に基づいた事業で、区内在住の小学4・5年生がレポーターとなり、1年を通して、関心があることや地域情報などを取材し記事を作成します。今回子どもたちは3チームに分かれて目黒銀座商店街の各店舗へ取材に向かいました。

眼鏡店の「白光堂」を取材した子どもたちは、店主に「ここのお店はいつからやっていますか」「眼鏡は何個置いてありますか」など各自気になることを聞いていました。質問していると、店主が、特別に地下にあるレンズの加工部屋まで案内してくださり、レンズの加工方法について詳しく教えていただきました。

集合写真

まずはお店で集合写真「はい!ポーズ!」

白光堂で説明を受ける子どもたち

置いてあるメガネの総数など聞きました!

加工室で説明を受ける子どもたち

特別に加工部屋までご案内していただきました!

一方、和菓子店「喜風堂」を取材した子どもたちは、さまざまな和菓子が並ぶショーウインドーに終始夢中でした(笑)こちらは、3代続く歴史あるお店です。人気のメニューは、どら焼きで、コーヒー・あんこ・レモン味の3種類。某有名テレビ番組でも紹介されていました!

ショーウインドーを見つめる子ども

ショーウインドーに夢中!(笑)

説明を受ける子どもたち

おすすめの和菓子を聞いています!

某有名テレビ番組

某有名テレビ番組でも紹介された一押しのどら焼き

子どもたちは、予定していなかったお店にも、とても楽しそうに商店街を歩き回っていたのが印象的でした。

花のシアターα

花屋「花のシアターα」

イマイスポーツ

スポーツ用品を取り扱う「イマイスポーツ」

 

大谷選手のサイン入りバット

なんと大谷翔平選手のサイン入りバッド!

商店街を歩く子どもたち

たくさん取材することができました!

今回、キッズレポーターを取材してみて、子どもの生きる力を育むためには、家族だけでなく地域の方々の支えがとても大切であることをひしひしと実感しました。と同時に、筆者もとても楽しく商店街を歩き回れたことで、区役所への毎日の通勤路でもある目黒銀座商店街の新たな一面を知ることができました!

 

広報課:甘太郎

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