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更新日:2025年2月1日

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めぐろ区報令和7年2月1日号編集後記「地元の人に愛されるまちの魅力を伝えたい」

今号は、「地元の人に愛されるまちの魅力を伝えたい」をテーマに、区の魅力を発信するウェブライターの2人を紹介しました。と言っても1人は、区広報課の職員ですが…。
ヤシノソは、「めぐろプラス」の名付け親でもあり、区の広報で初めての試みとなる“ウェブマガジン”の運用を任されました。私たち広報課職員は、ウェブマガジンの立ち上げや運用の知見があったわけではなく、校正や校閲には慣れていても記事のライティングには意外と慣れていなかったこともあり、記事の更新は思いのほか四苦八苦の連続でした。皆で苦労しながら、そして協力しながら続けてきましたが、立ち上げから1年を迎える頃、ふと気づくと100本以上の記事を書き上げていました。

そのような中、号外ネットのライターとして区内の情報を感度高くキャッチして、毎日1コンテンツの更新を続けているChikuwaさんの存在は、私たちにとって1つの指標となっていました。いつか直接お会いして情報キャッチ力とライティングの秘訣(ひけつ)を伺いたい!そして、ぜひ区民の皆さんにも、目黒区の魅力を発信している素敵なライターがいることをご紹介したい!と思っていたことから、今回の企画がスタートました。

難航した企画会議とヤシノソ初めてのロケハン

区公式ウェブサイトのメイン担当者でもあるヤシノソは、普段は区報制作に携わることがほぼないので、今回は企画会議から参加してもらいました。今号は、区全域のまち紹介をするというテーマを掲げつつ、職員それぞれに思い入れのあるスポットがあり、さらに紙面にも限りがある中、どこに絞って紹介するかで大いに悩みました。
苦悩の末、どうにか4カ所に絞った後、限られた時間でスムーズに屋外の撮影・取材をするためにもまずは計画が大事ということで、権之助坂からなかめ公園橋にかけてロケハンを実施しました。

広報課職員と言えども、平日昼間に目黒駅周辺をじっくり歩くこともあまりありません。せっかくの機会なのでヤシノソにも参加してもらい、商店街のレトロな風景を眺めながら少し横道に入ってみたり、権之助坂や、目黒新橋から目黒川沿いのサクラの木々を観察しながら、丁寧にロケハンを行っていきました。

平日朝の権之助坂

平日朝の権之助坂

権之助坂商店街。ヤシノソ楽しそう

権之助坂商店街。ヤシノソ楽しそう

木々が色付く季節のロケハン

木々が色付く季節のロケハン

目黒川沿いを歩いて次の地点へ

目黒川沿いを歩いて次の地点へ

川沿いは、静かで散歩に良さそう

川沿いは、静かで散歩に良さそう

ドラマなどのロケ地として有名な「なかめ公園橋」

ドラマなどのロケ地として有名な「なかめ公園橋」

取材という名のまち巡り

取材当日は、なかめ公園橋での表紙写真の撮影からスタートです。


いつもは取材する側の2人なので、逆にカメラを向けられると緊張するような素振りも見えましたが、取材スタッフが顔なじみの広報課職員だったこともあり、和やかな雰囲気の中、でスムーズに撮影を終えることができました。撮影中、愛犬を散歩しているかたたちにたくさん出会い、ワンちゃん同士のかわいらしい交流を見てほのぼのする時間もありました。
なかめ公園橋からの移動は、さんまバスの記事を書いたことがありながらも、まだ実際に乗車したことがないというChikuwaさんのために、さんまバスに乗車するルートを設定しました。

Chikuwaさんのさんまバス記事はこちら!

この後は、駒場東大前駅へ向かい、周辺を歩きながら撮影しました。歩いている間も、区内の行列ができるおいしいパン屋さんから個性的なカフェの情報などの話題で会話が途切れず、また、駒場公園では木漏れ日が美しく穏やかな時間と空気が流れていて、駒場にはまだまだたくさんの魅力があるのだと感じました。
そして、取材の最後は、クラフトビレッジ西小山をお借りして対談の撮影でした。クラフトビレッジ西小山に初めて訪れたという職員も多く、興味津々で施設内を見て回りました。時間的に、早くも施設内でお酒や食事を楽しんでいる方々もいらっしゃって、西小山ならではの温かみのあるローカルな雰囲気の中でこの日の取材を終えました。
この日、改めて感じたのは、まちに出ると楽しい出会いや新たな発見に出会えること、そして、まちを知るにはまちに出ることが大切だということでした。これは、広報課職員の基本であり、区職員の基本でもあるなあと、そんなことを再認識した日にもなりました。

Chikuwaさんの情報キャッチ力の秘密

Chikuwaさんが執筆している号外ネットの記事は、地域のイベントからお店の新メニュー情報まで、目黒区にまつわる幅広いジャンルの情報でいっぱいです。

いったいどうしたらこんなに区内の情報を入手できるのかずっと疑問でした。
その答えは、まちに出ること。その先で、さまざまな人たちと交流し、つながることでした。紙面の中でChikuwaさんがお話していたように、区内には地元の魅力を伝えようと活動されているかたがたくさんいらっしゃいます。そういったかたたちがどのような思いを持って、地元を盛り上げる活動をしているのか、私たち広報課職員もキャッチして、さまざまな形で皆さんへお届けしていきたいと思います。

#めぐろ愛を語る

これまでも、めぐろ区報の「ひとめぐり」や「めぐの日記」を通じて、区内の魅力ある人物を紹介したり、特集記事としてインテリアストリートや自由が丘などといったまちの魅力もお伝えしてきました。これからも、約15平方キロメートルの面積に29万人近い区民の皆さんが住まうこの目黒区の魅力を隅から隅まで、そして、地元を愛し地元を盛り上げようと活動している皆さんの情報を余すことなくお届けしていきます。これからも、めぐろ区報とめぐプラをぜひお楽しみに。

おまけ

ヤシノソのペンネームの由来となった画像。決して書き間違いではなく、本人は至って真面目に自分の名前を書いたとのこと。でも、本当に「ヤシノソ」に見えますね。

広報課:ちゃんみ

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