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めぐろ区報令和7年5月15日号編集後記「デジタルアーカイブで振り返る目黒区の100年」
目黒区では、区制90周年に当たる令和4年に、区制100周年を見据えた記念事業として、目黒デジタルアーカイブ100を始めました。この事業は、区保有の資料や区民・事業者などから提供いただいた区の風景、伝統芸能、いきものなどの画像、映像など、さまざまな情報をデジタル技術によってアーカイブ（蓄積・保管）し、誰もが検索、閲覧できるようにする取り組みです。今年は昭和元年から数えて100年目に当たることから、今号の特集は、目黒区の100年を目黒デジタルアーカイブ100で振り返るという企画にしました。
区報紙面に用いた写真は、全て目黒デジタルアーカイブ100にアーカイブされている写真を用いました。表紙に使用した写真は、昭和40年ごろの目黒銀座商店街付近の様子であり、みどりの散歩道コース（東山貝塚・蛇崩川コース）にアーカイブされている写真をカラー化したものです。また、3面には、今から100年前の貴重な写真を掲載しています。
表紙に使用した写真の元データ
目黒デジタルアーカイブ100では、情報を8つのテーマに分類してアーカイブしています。紙面で触れた目黒競馬場や東京ゴルフ倶楽部などのランドマークのほか、各道路や鉄道の過去の様子も見ることができますので、ぜひご覧いただければと思います。
目黒デジタルアーカイブ100トップページ
8つのテーマ
率直なところ、目黒デジタルアーカイブ100を名実ともに区制100年の記念事業としていくためには、まだまだ皆さまのご協力が必要だと感じています。現在、目黒のいきもの、お気に入りの桜、桜の開花状況、目黒の思い出（桜、お祭り、公園、昭和）について、区民の皆さまからの投稿を募集しています。紙面で取り上げたような昭和時代の写真だけでなく、現在の写真も将来に残す大切な情報となりますので、ぜひご応募いただければと思います。
目黒区で生まれ育った私も、応募しなければ！と撮りためた写真を見返してみましたが、区内の風景や模様をほとんど撮影していないことに気づきました。普段見ている、そして見慣れている街並みの写真も、時が経てば貴重な情報になると思います。区の広報広聴課職員として、そして目黒区に愛着を持つ区民の一人として、今回の特集を担当したことをきっかけに、今後は応募できるような写真をたくさん撮影していきたいと思います。
広報広聴課：梵天丸
