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蚊媒介感染症
蚊媒介感染症とは
病原体を保有する蚊に刺されることによって起こる感染症です。日本脳炎、デング熱、チクングニア熱、ジカウイルス感染症、マラリア、黄熱などがあります。
主な症状
病原体によって、潜伏期間は1日から14日と幅があります。
症状は、軽症例から重症まで様々ですが、発熱、疼痛(頭痛、後眼窩痛、関節痛)、発疹、神経症状などがあります。
主な感染経路
病原体を保有する蚊に刺されることで感染します。
日本においては、日本脳炎以外は海外で感染し、帰国後発症する輸入感染症になります。
予防のポイント
日本脳炎、黄熱にはワクチンがあり、マラリアには医師の処方による予防内服があります。
流行地域に渡航される場合は、渡航前に現地での流行状況等最新情報をご確認のうえ、必要なワクチン接種を済ませましょう。また、現地では長そで長ズボンを着用し、素足でのサンダル履きを避け、虫よけ剤を適切に使用するなど予防対策をとりましょう。
蚊媒介感染症の治療
マラリアについては、抗マラリア薬を投与します
ウエストナイル熱、ジカウイルス感染症、チクングニア熱、デング熱、日本脳炎は、対症療法が中心です。
蚊媒介感染症の流行状況
流行状況については、東京都感染症情報センターの東京都の発生状況をご確認ください。
関連するページ
厚生労働省検疫所「FORTH」
海外の感染症流行状況について確認ができます。
お問い合わせ
保健予防課 感染症対策係
電話:03-5722-9896
ファクス:03-5722-9890