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元気なお店、活気ある事業所をご紹介します「焼肉コゾウ」
地元のみんなが集まって学大の街を盛り上げる場を創りたかった
東急東横線・学芸大学駅から徒歩3分の「焼肉コゾウ」は、地元出身の愛称「ゴリさん」こと佐藤秀哲さんと鈴木達郎さんによる「ゴリタツ」コンビで運営している、活きのいい焼肉店です。高校時代からの付き合いで馬が合ったという二人。これまで仕事から遊びまで色々なことを一緒にやってきたといいますが、その二人が念願のホームとして2023年9月にオープンしたのが「焼肉コゾウ」です。店名の由来は未熟者・若輩者の意味から。
「僕とゴリで店をやろうとなったときに、「コゾウ」が二人でがんばって、「コゾウ」なりにこの店を使って皆様におもてなしをして、一人前の大人になっていきたい。そんな想いを込めています」と話すのは鈴木さん。同店では、オーナーを務める鈴木さんが店内オペレーションをはじめとしたお店の運営面全般を担当し、「僕はいわゆる客寄せパンダのようなものです」と笑う代表を務める佐藤さんが渉外・営業関連を担当し、役割の明確な棲み分けを行っています。
オーナーの鈴木達郎さん(写真左側)、代表の佐藤秀哲さん(写真右側)
かねてより地元で自分の店を持ちたいと考えていた「ゴリタツ」の二人が焼肉店を選んだのは条件が整っていたから。
「このお店は居抜き物件で、以前も焼肉店だったのです。しかも前オーナーも知人でした。立地や規模も含めて全部が僕たちにとってはちょうどよかったんですよね。僕は前職で飲食店の立ち上げや運営、さらに食フェスなどのイベントやケータリングなど、ずっとごはん系に携わってきました。業者のつながりもありますし、仕入れからオペレーションまで全部できる。一方、相方のゴリは地域の保険代理店をやっていて地元に顔がきく。もちろん、資金面などの課題もありましたが、このタイミングでお店をやらなかったらいつやるんだと運命的なものを感じてしまったんです。後悔したくなかったですしね」(鈴木さん)
そんな「ゴリタツ」が同店で目指すのは、地元の人が気軽にこの場所に集まって地元を盛り上げること。
現在、お店をオープンして1年半ほどになりますが、「ゴリタツ」の地元の友人たちが集まる場になることはもちろん、佐藤さんが地域でフットサルスクールのコーチもやっているご縁で、その生徒さんと親御さんの打ち上げパーティなどに同店が利用されるなど、徐々に地域にも浸透しつつあります。
「僕たちの想いとしては、商店街ごとではなく、もっと街全体で学大フェスのようなものをやりたいとずっと考えているのです。そのためにいま、僕は各商店街さんなどによく出入りをして人的なパイプを作りつつ、フェスのための材料をそろえているような状態ですね」(佐藤さん)
これが、日々の店舗運営とは別に行っている代表の仕事というわけです。
「最終的には目黒全体を盛り上げていければと思っています。そのうえで、いま僕たちは40代前半ですが、上の世代と若い世代の間に僕らの世代が入って横の繋がりを強化していくことが大事だと考えています。学大の街にしても東西南北関係なく、うまく全体を巻き込んだプロジェクトができたらいいですね」(佐藤さん)
お店の店内にはスポーツ選手や芸能人など著名人からの開店祝いも多く飾られていますが、「いわゆる飛び道具的な存在ですね。これまでの仕事などを通じて、繋がりがある方にいただいたものです」(鈴木さん)
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