ここから本文です。
めぐろ区報令和6年8月1日号編集後記「身近にすんでいる野鳥を探そう!」
大特集「身近にすんでいる野鳥を探そう!」
今号の特集では、身近にすんでいる野鳥についてご紹介しました。
主に小学生に読んでもらうことを想定してルビを付けていますが、大人のかたにもぜひ読んでいただきたい内容となっています。また、少しでも楽しく観察できるよう、区内での観察記録などに基づいて、各野鳥にレア度を設定しましたので、参考にしていただければと思います。
区は、目黒区生物多様性地域戦略「ささえあう生命の輪 野鳥のすめるまちづくり計画」を策定し、身近な自然を守り、いきものたちと共に暮らせるまちを未来に伝えていけるようにさまざまな取り組みを行っています。
その取り組みの1つとして、いきもの住民台帳の作成があります。近年では、両生類・爬虫類(2024年3月)、野草(2023年3月)、ハチ(2022年3月)について発行しています。今年度は、今回特集した野鳥についてまとめるため、紙面でもご案内していますように、区内に生息する野鳥観察情報を募集しています。特に、ウグイス、ヤマガラ、モズ、コサギ、コゲラ、シジュウカラの6種を中心に募集していますので、ぜひご協力をお願いします!
紙面の都合から20種の紹介にとどまってしまいましたが、区内にはこの他にもさまざまな野鳥が住んでいたり、やってきたりします。今回の特集を通じて、少しでも野鳥に興味が湧き、さらに実際に観察いただけましたら、生物多様性についてより理解を深めていただけるかと思います。
なお、今回紙面掲載した野鳥写真は、全て自然通信員の皆さんが区内で撮影されたものです。生き物が好きな私も、よく写真を撮りに出かけますが、今回掲載された20種のうちウグイスなど5種についてはまだ区内で撮影できていません。「ホーホケキョ」とそのさえずりは聞こえても、姿を見つけることは難しく、さらに撮影となると難易度はさらに上がります。今回紙面で紹介された特徴などを参考に、熱中症には十分注意しつつ、私も20種コンプリートを目指したいと思っています。
キジバト(碑文谷公園)とアオサギ(目黒川)
編集後記デビューの梵天丸
こちらの記事も読まれています