更新日:2025年7月14日

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8月は食品衛生月間

8月は食品衛生月間

食品衛生月間とは

夏は高温多湿のため細菌が繁殖しやすく、カンピロバクター、腸管出血性大腸菌などの細菌性食中毒が最も多く発生する季節です。厚生労働省では、食品衛生に対する意識を高めるため、全国で啓発活動を実施しています。
目黒区保健所でも、食品衛生監視員による監視指導の強化やパンフレットの配布などを通じて、区民の皆さまに正しい食品の取扱いを呼びかけています。ぜひこの機会に、食の安全について考えてみましょう。

食品衛生月間(厚生労働省)

食品衛生月間に合わせた取り組み

  • 食品衛生監視員による監視及び指導の強化
  • 食中毒予防パンフレットの配布
  • 目黒区総合庁舎別館壁面に「食品衛生月間」等の懸垂幕の掲出
  • 区内商店街に「食中毒予防」の横断幕の掲出
  • めぐろ区報に食中毒予防記事を掲載
  • 目黒区公式SNSアカウントによる食中毒予防情報の配信
  • 食品衛生月間パネル展
    会場:目黒区総合庁舎本館1階西口ロビー
    日時:8月18日(月曜日)12時から8月22日(金曜日)15時まで
  • 食品衛生街頭相談及び食品衛生クイズの実施
    会場:目黒区総合庁舎本館1階西口ロビー
    日時:8月19日(火曜日)10時から15時まで 等

食中毒予防の三原則

高温多湿な夏は、細菌による食中毒が特に発生しやすい時期です。家庭でも職場でも、食品の取り扱いには十分な注意が必要です。食中毒を防ぐためには、「つけない」「ふやさない」「やっつける」の食中毒予防の三原則を意識しましょう。

1. つけない(清潔)

食中毒の原因となる細菌やウイルスを食品に「つけない」ためには、まず手洗いが基本です。調理の前後、トイレの後、生の肉や魚、卵などに触れた後には、石けんを使って丁寧に手を洗いましょう。包丁やまな板、ふきんなどの調理器具も、生と加熱済みの食品で使い分け、使用後はしっかり洗浄・消毒を行うことが大切です。食材を扱う環境全体を清潔に保つことも、食中毒予防に直結します。

2. 増やさない(迅速・冷却)

細菌は時間とともに増殖します。食品に菌が付着しても、増やさなければ食中毒のリスクは下がります。調理後の食品は常温で放置せず、できるだけ早く冷蔵庫に入れましょう。買い物の際は保冷バッグを活用し、持ち帰ったらすぐに冷蔵・冷凍することが大切です。また、冷蔵庫は詰めすぎないようにし、庫内温度が適切に保たれるよう注意しましょう(冷蔵は4度以下、冷凍はマイナス15度以下が目安です)。

3. やっつける(加熱)

加熱調理は、食品に付着した細菌を「やっつける」有効な方法です。肉や魚、卵などは中心部まで十分に火を通しましょう。加熱の目安は中心温度75度以上で1分以上です。特に子どもや高齢者、免疫力の低い方が食べる食品は、生焼けや加熱不足に注意が必要です。

家庭の食中毒予防「家庭でできるHACCP(ハサップ)」

食中毒というとレストランや旅館などの飲食店での食事が原因と思われがちですが、毎日食べている家庭での食事でも発生しています。家庭での発生は、症状が軽かったり、発症する人が1人や2人のことが多いことから、風邪や寝冷えなどと思われがちで、食中毒とは気づかずに重症になったり、死亡する例もあります。食中毒予防の3原則を踏まえて、家庭でできる食中毒予防の6つのポイントを確認し、食中毒を予防しましょう。

家庭の食中毒予防「家庭でできるHACCP(ハサップ)」

食中毒が疑われる場合には

まずは医療機関で医師の診断と適切な治療を受けてください。その後、食中毒の疑いがある場合はお住まいを所管する保健所にもご連絡ください。保健所が行う食中毒調査については、下記リンクから詳細をご確認いただけます。

食中毒かも、と思ったら

目黒区にお住まいの方

  • 目黒区保健所生活衛生課 食品衛生指導係(目黒地区担当)
    駒場、青葉台、東山、大橋、上目黒、中目黒、三田、目黒、下目黒、中町、五本木、祐天寺
    電話番号:03-5722-9507
  • 目黒区保健所生活衛生課 食品衛生指導係(碑文谷地区担当)
    中央町、目黒本町、原町、洗足、南、碑文谷、鷹番、平町、大岡山、緑が丘、自由が丘、中根、柿の木坂、八雲、東が丘
    電話番号:03-5722-9509

東京都内にお住まいの方

下記リンクから、管轄の保健所の連絡先をご確認いただけます。

東京都内の食中毒に関する問い合わせ先一覧

東京都以外にお住まいの方

恐れ入りますが、お住まいを管轄する保健所を検索のうえ、ご連絡をお願いいたします。

お問い合わせ

生活衛生課 食品衛生係

ファクス:03-5722-9367