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目黒区総合庁舎 中庭の池と和室
中庭の池
レストラン・喫茶室の前の廊下からは、中庭の池、和室の縁側を見ることができます。池には「心」の字をくずした石組みが置かれています。
水をたたえた池には、炎をイメージした噴水があります(節電のため停止中)。池の石組みと植え込みは、村野氏自ら選び、職人と共に丁寧に組み、植え込みました。
しじゅうからの間縁側
心の字石組み
和室
和室がある棟は、かつての社員の喫茶室・厚生フロアとして使われていました。和室は全部で3部屋あり、茶道、華道、俳句などのクラブ活動に使われていました。和室には、京間畳が使用されています。
現在の和室および茶室は、文化的活動を目的とした登録団体がご利用いただけます。
写真は、改修工事直後の撮影です。
しじゅうからの間

しじゅうからの間
しいの間

しいの間
はぎの間
34畳の大広間です。天井は、木材を井桁に組んだ格(ごう)天井で、十字型の照明器具が組み合わさっています。壁はじゅらく壁で、その壁を透かして柱が並んでいます。奥には円窓床(えんそうどこ)、手前側には洞床(ほらどこ)と言われる床の間があります。
じゅらく壁とは、豊臣秀吉が京都に建てた聚楽第(じゅらくだい)の跡地付近から出た土で作られたことからこの名がついたと言われており、茶室などに広く用いられてきました。最近では、同じような風合いに仕上げた壁もじゅらく壁と呼びます。
はぎの間(奥)
はぎの間(手前)
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