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区長の発言集 ずっと もっと めぐろ 令和7年度
ずっと もっと めぐろ(区報令和7年11月1日号)
皆さん、こんにちは。区長の青木英二です。
暑く、そして長かった夏が終わり、あっという間に秋の気配となりました。現在、全国的にインフルエンザの流行が始まっており、区内でも感染者数が増えてきているという報告を受けています。今後、さまざまな感染症のリスクが高まっていく時期となっていきます。できる対策を徹底し、これからの季節を元気に乗り切っていただきたいと思います。
今号の特集テーマは、今月15日から26日にかけて開催される「第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025」です。今大会は、夏季・冬季含めて日本では初となる開催であり、記念すべき100周年となる大会でもあります。
今大会には区内在住の児玉健選手が出場します。日本人選手、さらには世界から集まるデフアスリートの皆さんたちの熱い戦いを、今から楽しみにしています。今大会を機に日本の手話言語をベースに創られた「サインエール」を用いて、皆さんと一緒に児玉選手を応援したいと思います。
今回のデフリンピックが、共生社会の実現に向け大きな推進力となることを期待しています。区は今年の4月に手話言語条例を施行し、現在、手話を活用したコミュニケーションの普及などの取り組みを推進しています。
最後になりますが、今年、区内における火災発生件数が多くなっています。これから乾燥する季節を迎えますので、尊い命と貴重な財産を守るためにも、火の取り扱いには十分ご注意くださいますようお願いいたします。
ずっと もっと めぐろ(区報令和7年9月1日号)
皆さん、こんにちは。区長の青木英二です。
「防災の日」である9月1日を迎えました。昨年の区報9月1日号の「ずっと もっと めぐろ」を読み返してみたところ、1月1日に発生した能登半島地震や8月8日に発生した日向灘地震のこと、さらに日向灘地震を受けて初めて発表された「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」に言及し、各種災害に対する備えや点検を呼びかけるといった内容でした。そこから1年が経過しましたが、今一度、避難場所やご家族との安否確認手段の確認、家具の固定、備蓄品や非常持ち出し品の確認などをお願いいたします。
昨年の9月1日号の特集テーマは「在宅避難」でした。今年のテーマは「災害時のトイレ」です。トイレの問題は、誰もが避けて通ることができないものです。私も携帯トイレを購入し、区役所と自宅に備えてあります。記事でご紹介していますが、トイレセットを含む防災用品のあっせんも積極的にご利用ください。
また、区は今年度内にトイレトラックを導入します。この車体のラッピングデザインを区民の皆さんの投票で決定します。本日公開となる区ウェブサイトで詳細をご確認の上、一人でも多くのかたの投票をお待ちしています。
まだまだ厳しい残暑が続いています。引き続き、昼夜・室内外を問わず、熱中症対策を心がけていただきたいと思います。また、新型コロナウイルスやはしか、百日ぜき、リンゴ病といったさまざまな感染症が流行しています。バランスの取れた食事を取り、適度な運動を心がけ、十分な睡眠を確保しながら、この9月を乗り切っていきましょう。
ずっと もっと めぐろ(区報令和7年8月1日号)
こんにちは。区長の青木英二です。
いよいよ夏本番となる8月です。今年は昭和元年から数えて100年目であり、この8月は我が国にとって戦後80年の節目となります。
今年古希を迎えた私は戦争を経験していませんが、戦争を経験された方々からお話を伺い、次の世代に伝えていくことは、今の時代を生きる一人として責務であると思っています。
今号の特集では、目黒で生まれ、実際に疎開や空襲を体験されたお二人のお話が掲載されています。一人でも多くの皆さまに読んでいただき、そのメッセージを受け止めていただければと願っています。
先月10日・11日、前線の影響によって全国的に大雨となり、各地で被害が発生しました。目黒区内でも記録的な大雨により、蛇崩川が内水氾濫注記し、道路の冠水や一部住居の浸水などの被害が見られました。
被害に遭われた皆さまには、心からお見舞い申し上げます。区では、迅速な被害調査および復旧活動を行い、順次、り災証明書や被災届出受理証明書の発行を進めております。
今年も夏から秋にかけて、台風やゲリラ豪雨などの発生が想定されます。区としましては災害に強いまちづくりに引き続き取り組んでまいります。皆さまにおかれましても、区の防災気象情報メールを登録したり公式Xをフォローするなど気象情報の収集・確認をしていただくとともに、ハザードマップや土のうの設置場所、さらに垂直避難の方法を確認しておくなど、日頃からの備えをぜひお願いいたします。
注記多量の降雨などによって河川の水位が高くなり、雨水が排水できなくなって周辺の支川や下水道から水があふれ出す現象
ずっと もっと めぐろ(区報令和7年7月1日号)
皆さん、こんにちは。区長の青木英二です。
連日、厳しい暑さが続いています。アメリカ海洋大気庁の発表によりますと、5月の世界の気温は過去2番目に高かったとのことです。日本においても太平洋高気圧の勢力が強いとのことで、先月中旬には一時、日本付近の天気図上から梅雨前線が消滅する現象も発生しました。私もそうですが、「梅雨はどこに行ったのだろう?」といった感想をお持ちになったかたも多かったのではないでしょうか。
熱中症に伴う深刻な健康被害のニュースも増えてきています。救急搬送されたり亡くなられるかたは、高齢者や子どもたちに限られているわけではありません。誰もが自分事として、十分に警戒し、備えていくことが必要です。
ここで、6面でご紹介した「めぐろキッズパーク」について、私からもご案内させていただきます。
今回のイベントは、区内にある大学や民間企業などと区のパートナーシップを深めていく取り組みの中から企画されました。7月13日(日曜日)の当日は、親子で楽しい思い出づくりができるようなブースがいくつも並びます。バラエティに富んだ内容になっていますので、夏の自由研究のヒントも見つけられるかもしれません。事前のお申し込みは不要ですので、ご興味を持たれたかた、お近くのかたなど、気軽に足をお運びください。なお、詳細は記事、区ウェブサイトにてご覧いただければと思います。
また、区と大学、民間企業などとの連携についてご興味のあるかたは、区ウェブサイトの「公民連携の取り組み」のページも、この機会にぜひご覧ください。
ずっと もっと めぐろ(区報令和7年6月1日号)
皆さん、こんにちは。区長の青木英二です。
今年も、蒸し暑い季節がやってきました。先月20日には東京都心で真夏日を記録したほか、本稿執筆時点ではまだ関東甲信地方の梅雨入り前であるものの、雨が降るのかどうか、天気予報や降水確率を気にする日も増えてきました。今後、本格的な梅雨や夏を迎えていくことになりますが、まだ私たちの体はこの蒸し暑さに慣れていません。例年、5・6月の段階から熱中症による救急搬送者数が増えていきますので、十分な予防・対策をお願いいたします。今号の区報においても、熱中症特別警戒アラートや区が設置するクーリングシェルター(指定暑熱避難施設)の話を掲載しています。記事をご覧いただき、予防・対策に役立てていただければと思います。
また、これからの季節、ゲリラ豪雨や線状降水帯の発生なども増えていきます。4面で区の水害対策について説明していますので、こちらの記事もご覧いただき、浸水対策や区が発信する情報のチェック、オンライン防災訓練への参加などもご確認・ご検討ください。
最後になりますが、第1回「めぐろデジタル商品券」のお申し込みのご案内です。先月15日から始まったお申し込みですが、まもなく6月4日に受け付けが終了となります。対応するスマートフォンをお持ちでなかったり、お申し込みやご利用方法などで不安のあるかたには、さまざまなサポートやデジタル商品券コールセンターも設けております。プレミアム率30パーセントとお得な商品券ですので、まだお申し込みでないかたは、ぜひお申し込みください。
ずっと もっと めぐろ(区報令和7年5月1日号)
皆さん、こんにちは。区長の青木英二です。
新年度が始まってはや1カ月が経ちました。この区報が皆さんのお手元に届くのはゴールデンウイーク前半ということになるかと思いますが、お障りなくお過ごしのことと存じます。この4月、区役所には100人を超える新入区職員が加わりました。一同、「さくら咲き 心地よいまち ずっと めぐろ」の実現に向けて、日々、業務に当たっております。
さて、今回は6面の記事「小・中学校建て替えの取り組み」につきまして、少し言及させていただきたいと思います。
区報2月1日号の「めぐろかがやきプロジェクトNEWS」におきまして、新たな目黒区民センター等整備・運営事業について、いったん適切な見直しを行うこととし、事業の再検討を進めていくというお知らせをいたしました。その後、事業の再検討を進めてきた結果、下目黒小学校の建て替え事業につきまして、児童、保護者の皆さまへの影響を重視し、単独の事業として当初の想定スケジュールどおり、15年度に新校舎を完成させることを目指して建て替えを行う判断をいたしました。
また、地域コミュニティの拠点として下目黒住区センターを複合化することや、放課後の子どもの居場所の確保という観点から、下目黒小学校内学童保育クラブと区民センター児童館学童保育クラブを一体化して小学校内に設置するとともにランランひろばを整備していく方向で検討を進めてまいります。
このたびは、多くの区民や関係者の皆さまにご心配をおかけしてしまいましたが、ご理解・ご協力を賜れますと幸いです。
ずっと もっと めぐろ(区報令和7年4月1日号)
皆さん、こんにちは。区長の青木英二です。
4月1日を迎え、いよいよ令和7年度の始まりです。
新年度を迎えるに先立ち、先月21日に閉会した区議会第1回定例会において、令和7年度予算案が議決されました。令和7年度予算のコンセプトは、「区民の暮らしを支え、スマートで強きょう靭じんなまちをつくる目黒未来予算」です。このコンセプトには、区民の皆さんの暮らしを支えるため、子育て、教育、健康、福祉などの諸課題に対応し、かつ、スマートで強靭なまちをつくるため、防災やDX、まちづくり、環境などの取り組みを加速させていくという思いを込めました。
さらに、令和7年度の5つの重要課題として、「多様性と包摂性のある地域社会の構築」、「安全・安心への取り組みと計画的なまちづくり」、「子どもを取り巻く環境整備と教育の充実」、「システム標準化への取り組みとDXの推進」、「中長期の見通しを踏まえた行財政運営の推進」を掲げ、物価高騰対策とともに取り組んでまいります。
今号の特集は、目黒南中学校と目黒西中学校の校歌制作です。素晴らしいプロミュージシャンにご協力をいただき、すてきな校歌が誕生しました。記事をご覧いただき、制作に携わった皆さんの想いを感じながら、校歌をお聴きいただければと思います。
また、令和7年度の諸課題への対応の一環として、今年度も「めぐろデジタル商品券」の販売を行います。12面で取り扱い店舗を募集していますので、1店でも多くの店舗にお取り扱いいただけますと幸いです。詳しい情報につきましては、後日、公式ウェブサイトや区報、公式SNS等を通じてご案内しますので、ご確認ください。
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