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更新日:2025年7月31日

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区有施設のZEB化の促進

区有施設のZEB化を推進しています

目黒区は2050年のゼロカーボンシティの実現を目指して、区有施設の新築、改築、改修時におけるZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)化を進めています。

ゼロカーボンシティ

 

 

 

 

ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)とは

  • ZEBとは、「Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称で、「ゼブ」と呼びます。快適な室内環境を維持しながら、省エネと創エネにより、建物で消費する一次エネルギーの年間収支をゼロにすることを目指した建物のことです。
  • 建物の中では人が活動しているため、エネルギー消費量を完全にゼロにすることはできませんが、省エネによって使うエネルギーを減らし、創エネによって使う分のエネルギーをつくることで、エネルギー消費量を正味(ネット)でゼロにすることができます。
  • ZEBには4つのランクがあり、上から「ZEB(ゼブ)」、「Nearly ZEB(ニアリーゼブ)」、「ZEB Ready(ゼブレディー)」、「ZEB Oriented(ゼブオリエンテッド)」となります。

環境省ZEB PORTAL(ゼブ・ポータル)

ZEBの定義

出典:環境省ZEB PORTAL(ゼブ・ポータル)

ZEBの定義表
段階 定性的な定義 定量的な定義(判断基準)
ZEB 年間の一次エネルギー消費量が正味ゼロまたはマイナスの建築物 以下の1から2の全てに適合した建築物
  1. 基準一次エネルギー消費量から50パーセント以上の削減(再生可能エネルギーを除く)
  2. 基準一次エネルギー消費量から100パーセント以上の削減(再生可能エネルギーを含む)
Nearly ZEB ZEBに限りなく近い建築物として、ZEB Readyの要件を満たしつつ、再生可能エネルギーにより年間の一次エネルギー消費量をゼロに近付けた建築物 以下の1から2の全てに適合した建築物
  1. 基準一次エネルギー消費量から50パーセント以上の削減(再生可能エネルギーを除く)
  2. 基準一次エネルギー消費量から75パーセント以上100パーセント未満の削減(再生可能エネルギーを含む)
ZEB Ready ZEBを見据えた先進建築物として、外皮の高断熱化及び高効率な省エネルギー設備を備えた建築物 再生可能エネルギーを除き、基準一次エネルギー消費量から50パーセント以上の一次エネルギー消費量削減に適合した建築物
ZEB Oriented ZEB Readyを見据えた建築物として、外皮の高性能化及び高効率な省エネルギー設備に加え、更なる省エネルギーの実現に向けた措置を講じた建築物 以下の1および2の定量的要件を満たす建築物
  1. 該当する用途毎に、再生可能エネルギーを除き、基準一次エネルギー消費量から規定する一次エネルギー消費量を削減すること(注記1)
    (A) 事務所等、学校等、工場等は40パーセント以上の一次エネルギー消費量削減
    (B) ホテル等、病院等、百貨店等、飲食店等、集会所等は30パーセント以上の一次エネルギー消費量削減
  2. 「更なる省エネルギーの実現に向けた措置」として、未評価技術(WEBPROにおいて現時点で評価されていない技術)を導入すること(注記2)

注記1:一次エネルギー消費量の対象は、平成28年省エネルギー基準で定められる空気調和設備、空気調和設備以外の機械換気設備、照明設備、給湯設備及び昇降機とする(「その他一次エネルギー消費量」は除く)。また、計算方法は最新の省エネルギー基準に準拠した計算方法又はこれと同等の方法に従うこととする。

注記2:未評価技術は公益社団法人空気調和・衛生工学会において省エネルギー効果が高いと見込まれ、公表されたものを対象とする。なお、未評価技術のリストは、今後、評価方法の更新や未評価技術の実証結果等を踏まえつつ、必要に応じて適宜見直すこととする。
(出所)経済産業省資源エネルギー庁「ZEBロードマップ検討委員会とりまとめ」(平成27年12月)、経済産業省資源エネルギー庁「ZEBロードマップフォローアップ委員会とりまとめ」(平成31年3月)より作成

区有施設におけるZEB化の実績

学校施設更新におけるZEBの達成状況

 

お問い合わせ

環境保全課 温暖化対策係

ファクス:03-5722-9401